プロジェクターとスクリーンで 憧れの“おうち映画館”を実現！

映画好きのMさんは、プロジェクターとスクリーンを天井から吊るして部屋を憧れのホームシアターに！毎週末のように友人を呼び、上映会を開いているといいます。

–物件との出会いを教えてください。

武蔵小杉界隈に住みたくて、不動産屋さんで物件を探していたんです。内覧時にレンガの壁に一目惚れして、その場で即決しちゃいました。

家具や小物をミニマムに押さえたMさんの部屋は、ホテルのようにすっきりとしていて品があります。

——プロジェクターとスクリーンを設置されたんですね。

映画が好きなので、もともと自分で設置しようと思っていたんです。カスタマイズできる物件だと知って相談してみたら、設置してもらえることになって。機材だけこちらで用意して、施行はお願いしました。

プロジェクターは直接天井から吊るし、関連機器を棚に置いています。

——スクリーンはクローゼット横のスペースにぴったり収まっていますね。

80インチのスクリーンなんですが、実はこのスペースよりも2ミリほど大きかったんです。そこで壁を一枚剥がし、入れていただきました。プロジェクターも最初は棚を設置して置くつもりだったんですが、実際に映してみたら綺麗に映らなかったので、天井から直接吊るす形にしました。

自分だけだったら、ここまでできませんでした。スクリーンは置き型にして、観るときだけ立てる感じになっていたと思います。それだと場所を取るし、少し面倒ですよね。プロの方に入っていただいたおかげで、“理想の映画館”をつくることができました。

普段は天井付近に収納されていて、観たいときにフック棒で下ろすだけでスクリーンが登場。この手軽さがいいとのこと。

——ほかにはどこをカスタマイズされたんですか？

壁紙を替えています。選ぶときは、レンガの雰囲気に合うこと、フェミニンすぎず落ち着くことを意識しました。でも、壁紙の組み合わせは迷いましたね。カタログを見ながら候補を数枚に絞り、大きなサンプルを取り寄せてもらって、実際に合わせながら決めました。

上は白のレース、真ん中は上品な花柄、下は淡いパールグリーン。レース部分の柔らかな色味に合わせて、天井もオフホワイトに替えたそう。優雅で洗練された雰囲気です。

——実際に暮らしてみて、いかがですか？

むちゃくちゃ落ち着きますね。来る人みんな、「落ち着く」って言ってくれます。映画も、最初の頃は会社から帰ってきたらほぼ毎日観ていました。最高に幸せですね。週末はいつも友人を呼んで上映会しています。このあいだポップコーンメーカーをもらったので、ますます映画館らしくなりました（笑）全体的にとても気に入っているので、しばらくは引っ越したくないなぁと思っています。